『資本論』ちょっとづつ(0000):『資本論』を読んでみることにしました。


"All right, we're gonna read all the way through this. I'll start."

前まえから、カール・マルクス資本論Das Kapital に興味をもっていた。私は別に共産主義者でも社会主義者でもないけれど、いったい何が書いてあるのだろうと興味をもっている。

そこで、『資本論』に書いてあることを書いてある通りに徹底的に精読してみようと思う。

ムリをせず、ちょっとづつ、多くても1段落以上は読み進まない。場合によっては1日1文で終わってもいい。とにかく書いてる通りに読み進む。

正直な話、『資本論』をちゃんと読んだことのある人なんて、そうそういない。博士課程の大学院生ですら、読んだことのある人なんてほとんどいない。修士となれば、なおさら。よって、『資本論』をちゃんと読んだことがあるとなれば、けっこう自慢できそうな気もする。

書いてあることを書いてある通りに読むつもりなので、入門書を読むなどの事前の勉強は一切しないつもり。論理的な読解に徹して、ただただ『資本論』に向き合う予定。

大部の古典を前に尻込みする人も多い。しかし、私の経験として、項数の多い著作はそのぶんキッチリ論じられていて、他の参考資料を参照しなくてもその本だけ読めば理解できるようになっている。また、古典的名著は、読み継がれてきているという信頼があるので、理解できないときはコッチの責任だということがハッキリしているので、安心して読める。

とりあえず、マルクスの生前に出版された第1巻だけでも読み通してみようと思う。ただ、私はドイツ語が解らないので、岩波文庫で読んでみようと思う。ドイツ語版第1巻は、岩波文庫だと(一)〜(三)に該たる。

上の動画を見た限りでは、英語で読んだほうが解りやすそうな気もするけれど。

実際に読むのは、次回から。

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本論 2 (岩波文庫 白 125-2)

資本論 2 (岩波文庫 白 125-2)

資本論 3 (岩波文庫 白 125-3)

資本論 3 (岩波文庫 白 125-3)

Das Kapital: Kritik der politischen Oekonomie

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Capital Vol.1 : A Critique of Political Economy (Penguin Classics)

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